夢無限 [700番台]
ダービー直前企画第2弾、今回はライスシャワーの主戦騎手の自伝です。
ライスシャワー、ミホノブルボンのダービーの2着に突っ込んできて、その年の菊花賞でブルボンを負かしたことで悪役のように言われた馬でした。今回取り上げる本は、そのライスシャワーの主戦ジョッキーだった的場均現調教師の主に騎手時代を振り返る自伝です。
小島太師のときもそうでしたが、ある程度の成績を残すことのできた騎手は、最初の出会いから素晴らしい人との出会いがあるようです。的場師の場合は、師匠である大久保房松調教師の影響が大きかったようです。ほとんど徒弟制度のような時代に、とにかく「馬を見ろ」と言ったり、診療所に遊びに行くことを容認したり(もっとも、それの方が勉強になったらしい)と、大変進歩的な考え方の持ち主だったようです。
実績を残す人に共通することとして、とにかく的場師も謙虚です。競馬の騎手はどちらかと言えば傲慢に見える人が多いのですが、成功する人はやはり謙虚であることが多いように感じます。馬に真剣に向かい合う、そして馬のことを懸命に考える。こんな考え方の調教師だからこそ、ぜひ活躍してほしいものです。





